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フォーラム東根 開館にあたって



 昭和30年代、山形県内すべての町に映画館がありました。映画の全盛期時代です。全国の映画館数は7千を超え、年間入場者数は11億人もあったのです。やがてテレビの普及で町や村の映画館は消え、いくつかの市に細々と映画館は残りました。
 昭和59年の夏、私たちは山形市の一角に、50席と100席の小さな映画館をつくりました。売れ線の儲かる映画しか上映されない文化状況を打破し、小さくても心にしみる良い映画を上映し映画ファンの拠点になるようにと、フォーラムと名付けました。
 以来26年、私たちは福島、盛岡、仙台、八戸、那須塩原と拠点を増やし、山形も11スクリーンまで増やすことができました。このように私たちが発展できたのは、映画ファンのための映画館という原点を守り、映画ファンをさらに増やすべく、上映作品にこだわりながら日本でも唯一のユニークな映画館ネットワークとして運営してきたからだと思っています。
 私たちの7つ目の拠点として、フォーラム東根を開館します。創業の地である山形県内の、四半世紀を経ての2つ目の拠点です。東根・天童だけでなく、北村山・西村山・最上に暮らす30万人以上の方々の“我らの映画館”でありたいと思いを込めた開館です。
 さて、時代は「アナログからデジタルへ」ですが、映画も「フィルムからデジタルへ」です。フォーラム東根はフィルムの映写機とデジタル映写機を全スクリーンに装備します。開館時は3Dだけがデジタル上映ですが、来年からは2Dのデジタル上映も始めます。
 座席は幅60センチ、前後の席との距離120センチと日本有数のゆったりさ。
 音響はドルビーデジタル7.1chと、県内初登場のすぐれもの。全8スクリーン、どの席も特等席です。
 入場料の割引やサービスデーも充実させ、スタンプカードでの特典や無料招待券は、山形のソラリス・フォーラムと共通で利 用できます。また、ネットでのチケット購入は、すべてのサービスデー料金で購入いただけます。
 設備とサービスは日本のトップレベルですが、上映作品はどうでしょう。フォーラムですから心にしみる作品は必ず上映します。問題は娯楽映画のプリント本数です。実は、この10数年で全国のシネコンの数は300を超えるほど増えたのに、プリント本数は200本程度に限定して公開している映画がとても多いのです。つまり、全国の動員ランキングで200位以内に入らないと、そういう作品は全国と同時に公開できないことになります。
 去年12月に開業した那須塩原は、当初200本クラスの作品は全く上映できませんでしたが、半年でその半数以上を公開できるようになりました。それは、初年度30万人の入場者が見込める入りを示したからです。
 東根も年間入場者数が30万人を超えるレベルになれば、200本クラスの映画も半分は同時公開が可能になります。つまりアートな映画は映画館の姿勢で決められますが、娯楽映画のプリント獲得は、観客の力なのです。山形県の中心部から北に暮らす人々の人口は、十分このことを可能にしてくれるはずです。フォーラム東根で映画を見る人を増やすこと、これに尽きます。
 いい映画館になるよう一緒に頑張りましょう。

(フォーラムネットワーク 代表 長澤裕二)


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