ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]
- 2/20(金)公開
(C) Cinecittà Luce, CSC - Cineteca Nazionale, Cineteca di Bologna, Coproduction Office. (C) BRAINSTORM 1991. Licensed through ECM Records GmbH
第二次世界大戦後の廃墟と化したベルリンを舞台に、ひとりの少年を通して戦争がもたらす残酷さを描いたロベルト・ロッセリーニの『ドイツ零年』(1948) と、ベルリンの壁崩壊の翌年、東ドイツに潜伏していた老スパイの西側への帰還の旅を描いたジャン=リュック・ゴダールの『新ドイツ零年』(1991) 。
1945年をドイツにとっての《ゼロ年》と示し、戦後ベルリンの “虚無の廃墟” を冷徹に描いたロッセリーニに対し、ゴダールは東西ドイツが統合された1990年を《新ゼロ年》として、ふたたび “虚無の廃墟” にもどされたドイツを見つめ直した。
戦後80年、東西ドイツ統一35年を経て、思いがけない、だが必然の2作品が邂逅する。
『ドイツ零年』
Germania anno zero
(1948/イタリア/1h14)
監督・脚本:ロベルト・ロッセリーニ
撮影:ロベール・ジェイヤール
出演:エドモンド・メシュケ/エルンスト・ピットシャウ/インゲトラウト・ヒンツェ/フランツ・クリューガー/エーリッヒ・ギューネ/アレクサンドラ・マニス
ナチス・ドイツ崩壊後のベルリン。病弱で寝たきりの父、元ナチ党員で警察を恐れて家に引きこもる兄、家計を助けながら父の看病をする姉と、間借りした狭い部屋に暮らす少年エドモンドは、父と兄に代わってお金を稼ぐために、学校にも行かず、毎日廃墟のような街をさまよっている。ある日、エドモンドは小学校の担任教師だったエニングに街中で出会う。学校を追放され、今は闇商売に手を染めるエニングが説くナチス思想に、無垢なエドモンドは次第に感化され……。
『新ドイツ零年』
Allemagne année 90 neuf zero
(1991/フランス/1h02)
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:クリストフ・ポロック/ステファン・ベンダ/アンドレアス・エルバン
出演:エディ・コンスタンティーヌ/ハンス・ツィシュラー/クラウディア・ミヒェルゼン/アンドレ・ラバルト
前年にベルリンの壁が崩壊した1990年のドイツ。西ドイツ側のスパイとして東ベルリンに30年間潜伏していた諜報員レミー・コーションのもとへ、軍情報部のゼルテン伯爵がやってくる。「すべて終わった」と告げられたレミーは、彼に勧められるがまま、西側への帰還を目指して東ドイツを大きく迂回する旅に出る。トーマス・マンの小説の登場人物を思わせる娘シャルロッテや、ドン・キホーテとサンチョ・パンサなど、様々な人々と出会いながらレミーは西側にたどり着く…。
予告編
※予告編をご覧いただけます。
- 【公開日】
- 2026年2月20日
- 【上映時間】
- 分
- 【監督】
- ロベルト・ロッセリーニ|ジャン=リュック・ゴダール
- 【公開日】
- 2026年2月20日
- 【上映時間】
- 分
- 【監督】
- ロベルト・ロッセリーニ|ジャン=リュック・ゴダール