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2017.7.21
女も惚れるいい女『ワンダーウーマン』
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夏休みは、娯楽超大作が次々と公開されるにぎやかな季節ですが、その大トリともいえるおすすめの映画が、8月25日公開の『ワンダーウーマン』です。女性監督による女性スーパーヒーローものという異例の作品ながら本国アメリカで熱狂的な大ヒット、しかも観客の半分以上が女性だと聞いてワクワクしながら観に行きましたが、これが想像を遥かに超える面白さ!試写室を後にしながら、私も強くて優しくて美しいワンダーウーマンになったような気になって、すっかりハマってしまいました。
ワンダーウーマンは、第二次世界大戦中にあたる75年以上も前にDCコミックスに登場して以来、平和と平等の象徴として世界中で愛されているアメコミ史上初の女性ヒーローです。女だけの島でアマゾン族の王女として生まれ育ったダイアナが、なぜ人類の幸福を願う最強の戦士・ワンダーウーマンになったのか、本作ではその起源も明かされます。
映画の舞台は1918年、第一次世界大戦の末期。ダイアナは島に不時着したイギリス人パイロットとの出会いにより外の世界では戦争が起きていることを知り、罪のない無数の命が奪われるのを阻止するために戦場へ乗り込んで行きます。幼少のころから戦士になるための鍛錬を積み、人並外れた勇敢さと博愛精神を持ち合わせたダイアナは、「戦えない人のために、私が戦うの。」とさらりと言い放ちます。これが本当にかっこいい!女性には選挙権すらなかった時代ですから、女だけの種族の戦士・ダイアナからにじみ出る威厳に、周りの男性たちはタジタジです。そして、純粋培養のダイアナは時に真っ直ぐすぎて、とってもチャーミングなのです。
監督は、『モンスター』(’03)で主演のシャーリーズ・セロンをアカデミー賞主演女優賞に導いたパティ・ジェンキンス。そして主演は、この役で一躍世界的女優に躍り出たイスラエル出身のガル・ガドット。誰もが釘付けになる圧倒的な美貌もさることながら、本作のために5か月間も過酷なトレーニングを積んだという彼女が、アマゾン族の女戦士たちと繰り広げる華麗な戦闘シーンは鳥肌ものです。
ワンダーウーマン映画化の完璧な出来栄えに、アン・ハサウェイやジェシカ・チャステインなどハリウッドスター達も最大級の賛辞を贈っています。お世辞抜きで、早くも続編が楽しみな『ワンダーウーマン』。必見ですよ!
(フォーラム番組編成 橋浦綾)
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