1938年フランス、リー・ミラーは親友たちとの休暇中にローランド・ペンローズと出会い、瞬く間に恋に落ちる。だが、ほどなく第二次世界大戦の脅威が迫り、一夜にして日常生活が一変。写真家としての仕事を得たリーは、アメリカ「LIFE」誌のフォトジャーナリスト兼編集者と出会いチームを組む。1945年、従軍記者兼写真家としてブーヘンヴァルト強制収容所やダッハウ強制収容所など次々とスクープを掴み、ヒトラーが自死した日にミュンヘンにあったヒトラーのアパートの浴室でポートレイトを撮り戦争の終わりを伝える。だが、それらの光景はリー自身の心にも深く焼きつき、戦後も長く彼女を苦しめることとなる…。リー・ミラーが写し出す写真には、人間が持つ脆さと残酷さの両方が刻みこまれ、今もなお人々を惹きつける重要な歴史的記録として真実を伝えている。彼女の生き方に大きく感銘を受けたケイト・ウィンスレットが製作総指揮・主演で贈る、リー・ミラーの偉大で情熱的で数奇な運命が遂に映画化！