アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街。14歳の美術部員・奏介とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部や新聞部の手伝いで毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる――。孤高の漫画家・三好銀の晩年の傑作「海辺へ行く道」シリーズを映画化。ものづくりに夢中な子供たちと、秘密だらけの大人たち。果てなき想像力が乱反射する海辺で、すべての登場人物が愛おしく、優しさとユーモアに満ちたちょっとおかしな人生模様が繰り広げられる。知る人ぞ知る孤高の漫画家・三好銀の晩年の傑作「海辺へ行く道」を、『ウルトラミラクルストーリー』『いとみち』の横浜聡子監督が映画化。

■第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門特別表彰