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2023.10.1

『福田村事件』森達也監督 小林三四郎プロデューサー 舞台挨拶

1923年春、澤田智一は教師をしていた日本統治下の朝鮮・京城を離れ、妻の静子と共に故郷の千葉県福田村に帰郷する。智一は朝鮮での日本軍の蛮行を目撃していたが、妻にはその事実を話さずにいた。同年の9月1日に関東大地震が発生。多くの人々が大混乱に陥る中、香川からの行商団一行15名が福田村の利根川沿いを訪れる。大地震の混乱に乗じたデマにより疑心暗鬼になっていた村人たちは、行商団とささいな行き違いで口論になり、後に歴史に葬られる大虐殺を引き起こしてしまう。長年ドキュメンタリー映画を主戦場にしてきた森達也監督が、実際に起きた事件を題材に自身初の劇映画に挑戦する。（2023/日本/2h17/PG12）

【日時】10/1(日)10:00の回上映後

【ご登壇】森達也 監督　小林三四郎 プロデューサー

　※トーク終了後にサイン会も予定しております

【会場】フォーラム

【料金】通常料金（ファーストデイ/招待券不可）

※イベント当日、10月1日(日)の午前中は山形まるごとマラソン開催のため、市内中心部で大規模な交通規制が実施されます。お車でご来館予定のお客様は事前に交通情報をお確かめの上お出かけください。（朝9:00前のご入庫、または旅籠町・木の実町方面からの迂回等）

第10回 山形まるごとマラソン交通規制のお知らせ

【森達也監督プロフィール】 

1956年5月10日、広島県呉市生まれ。95年の地下鉄サリン事件発生後、オウム真理教広報副部長であった荒木浩と他のオウム信者たちを被写体とするテレビ・ドキュメンタリーの撮影を始めるが、所属する制作会社から契約解除を通告される。最終的に作品は『Ａ』のタイトルで98年に劇場公開され、さらにベルリン国際映画祭など多数の海外映画祭に招待されて世界的に大きな話題となる。99年にはテレビ・ドキュメンタリー「放送禁止歌」を発表。2001年には映画『Ａ２』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。映画作品は他に『３１１』(11)、『FAKE』(16)、『i～新聞記者ドキュメント』(19)などがある。近著は「千代田区一番一号のラビリンス」（現代書館）。

『福田村事件』公式サイト