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2025.8.30
『黒川の女たち』松原文枝監督 舞台挨拶&サイン会

1945年 関東軍敗走の満州で待ちうけた、黒川開拓団の壮絶な運命─ 戦争と性暴力の事実、いま知るべきことがここに在る。
満洲事変以降、国策のもと満蒙開拓が実施され、開拓団が中国はるか満洲の地に渡っていった。だが、日本の敗戦が色濃くなると突如ソ連軍が満洲に侵攻。守ってくれるはずの関東軍の姿もなく、満蒙開拓団は過酷な状況に追い込まれ、集団自決を選択した開拓団もあれば、逃げ続けた末に息絶えた人も多かった。そんななか、岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るために、敵であるソ連軍に助けを求めた。しかしその見返りは、数えで18歳以上の女性たちによる接待だった…。接待の意味すらわからないまま、女性たちは性の相手として差し出されたのだ。帰国後、女性たちを待っていたのは労いではなく、差別と偏見の目。節操のない誹謗中傷。同情から口を塞ぐ村の人々。込み上げる怒りと恐怖を抑え、身をひそめる女性たち。青春の時を過ごすはずだった行先は、多くの犠牲を出し今はどこにも存在しない国。身も心も傷を負った女性たちの声はかき消され、この事実は長年伏せられてきた。だが、黒川の女性たちは手を携えた。したこと、されたこと、みてきたこと。幾重にも重なる加害の事実と、犠牲の史実を封印させないために―(2025/日本/1h39)
【日時】2025/8/30(土) 15:00 上映後
【ご登壇】松原文枝 監督
【会場】フォーラム山形
【料金】通常料金(無料鑑賞クーポン利用不可)
【オンラインチケット販売】
FORUM friends会員 8/22(金)21:00
非会員の方 8/23(土)0:00=22(金)24:00
※窓口販売は8/23(土)劇場OPEN時より
監督 松原文枝
1991年テレビ朝日入社。政治部・経済部記者。「ニュースステーション」、「報道ステーション」ディレクター。政治、選挙、憲法、エネルギー政策などを中心に報道。2012年にチーフプロデューサー。経済部長を経て現在、ビジネスプロデュース局ビジネス開発担当部長。「独ワイマール憲法の教訓」でギャラクシー賞テレビ部門大賞。「黒川の女たち」のベースとなった「史実を刻む」(2019)がUS国際フィルム・ビデオ祭で銀賞。ドキュメンタリー番組「ハマのドン」(2021、22)でテレメンタリー年度最優秀賞、放送人グランプリ優秀賞、World Media Festival銀賞など。映画『ハマのドン』がキネマ旬報文化映画ベスト・テン第3位。著書に「ハマのドン」(集英社新書)。
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